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なりたち

京都滋賀県人会誕生

昭和35年8月3日設立

昭和35年8月3日 江州人の伝統を誇る諸氏が発起人となり、県人会の誕生へ向け協議し、岡崎の平安閣において同志の人々が一同に会し、京都滋賀県人会の結成式を行いました。

『設立趣意書』


「同県人」ただそれだけで暖かい親近感を覚えるものです。だから、どこに行っても同県人会のないところはありません。会社でも工場でも商店でも、同郷人は寄り集まって、一団となって相助け、相励ましあって、ともに発展しています。

古来滋賀県人会は近江商人として日本全国はもちろん、世界的に進出し、後続の同郷人を糾合、指導して、ともに大成してきたことはご承知の通りです。

しかるに、京都では、滋賀と地理的にも歴史的にも、また人間関係においてもあまりに近接しており、異郷にいるという感じが少なかったためか、同県人会としての組織立ったものがありませんでした。

しかし、最近の社会情勢は、巨大企業のもとに中小企業、個人企業は圧迫され、また、機械化・合理化が各方面に進行して、暖かい人間関係はなくなり人情もますます軽薄となってきます。このときこそ、郷土愛に燃え、古い伝統と血のつながりをもつ同県人が相寄って提携し、共存共栄の道を開き進むことがいよいよ必要となってきたことを痛感します。

京都滋賀県人会はこのような趣旨のもとに結成され、会員相互の親睦、連絡発展扶助および郷里の人々と不断の親交を計ることを目的として各種の事業を行っています。京都在住の滋賀県人が一人残らず入会され、ますます県人会が発展することを熱望するものであります。

昭和35年8月3日
発起人一同

創立50周年事業

平成22年

平成22年(2010年)創立50周年を迎えました。